2012年3月16日金曜日

法然上人ゆかりの寺院です

鎌倉時代初期、浄土宗の祖、法然上人」は、今までの仏教の
むつかしい教義や修行をしなくとも「南無阿弥陀仏」と唱える
だけで極楽往生できると説き庶民に爆発的に広まっていった。
これを良しとしない旧来の仏教界、貴族のねたみを買い、讒言
から罪を負わされ、1207年土佐に配流されることになった。
前の関白九条兼実は高齢の上人を気遣い自分の荘園であった
この塩飽に送った。当時この塩飽の笠島城の館にいた地頭の
高階保遠は法然上人を深く尊敬していたので上人を歓待し、
この地に庵を建て、島人を集め説教をし、教えを広めた。
数か月の後」丸亀に発たれたが、その際島人が嘆き悲しむの
見て、宝物を(金剛仏、木鉦、名号石)を残された。その後
1598年徳誉道泉という僧が、この庵の後に建てたのが
この專称寺である。なお本島には浄土宗の寺院が他に
来迎寺がある。



2012年3月15日木曜日

笠島町並み保存地区

本島の笠島地区が重要伝統的建造物群保存地区に
指定されたのは昭和60年でした。全国で20番目、
四国で2番目の指定でした。笠島は笠島城の城下町
として発展してきました。建物の特徴として、むしこ窓
千本格子、持ち送り、矢来等があります。ツシ2階建で
養蚕の作業場にも使われました。
なお良く尋ねられるのですが、笠島は島ではなく地区名です。
ゆったりと散策できます。

                    笠島町並みの屋根群




このポストは現役です



軒を支える「持ち送り」




真木(さなぎ)邸
邸内は見学できます
200円(大人)




東小路