2010年12月23日木曜日

千歳座

千歳座は本島、木烏神社の境内にあります。
文久2年(1862) 建てられ、回り舞台もある
本格的な芝居小屋です。全国重要舞台30件の一つです。
間口約17メートル、奥行き約8メートルで直径約8メートル
の回り舞台、天井にはぶどう棚もあります。
また前の「ぶちょう」を倒すと11メートルの突き出し舞台になります。
昔は、秋には村の青年たちが、麦の刈り入れ期には役者が来て
芝居をやっていました。最近は、島の文化祭で使うぐらいで
もったいない気がしており何かに利用出来ないかなと思っています。
なお同所にある鳥居,制札場も市指定の文化財になっています。

左の倉庫のような
建物が千歳座です
(右は木烏神社)

2010年12月19日日曜日

長徳寺のもっこくの木

本島、長徳寺に古い「もっこくの木」があります。
樹齢450年以上と伝えられています。
このところ元気がなくなってきていました。
そこで樹木医さん、島内外のボランティアの
方々の協力で大々的に治療が行われました。
子供たちもがんばりました。
結果はまだ分かりませんが、きっと元気になって
くれると思います。



2010年12月18日土曜日

ジオラマ

本島観光案内所に咸臨丸渡米150周年記念事業で制作した
本島のジオラマを展示しました。私たち素人が作ったにしては
良くできていると自負しているところです。
これで来島された観光客に本島の地理を分かり易く案内出来る
のではないかと 思っています。
如何ですか。

2010年12月12日日曜日

笠島人名の墓

塩飽は豊臣秀吉、徳川家康から650人の船方に1250石の領地を
認められ、その中から選ばれた四人の年寄によって一種の自治が明治
維新まで続いてきました。本島はその中心でその中でも笠島(島ではなくて
地区名)、泊が有力地域でした。そしてそこから多くの年寄が選ばれました。
もっとも、もともと有力者だったわけですが。下の写真はその年寄吉田彦右衛門の
墓で高さは3mにもなります。笠島,専称寺の前に建っています。





2010年12月11日土曜日

朱印状

本島の勤番所には信長、秀吉,秀次、家康、秀忠の
朱印状が大切に保管されています。
写真の石櫃の中に何重にも箱に入れ、収められています。
そして、勤番所の庭の奥にある倉の中で保管されています。
まさに塩飽の宝だった物です。
ぜひ、一度 ご覧になって下さい。



2010年12月5日日曜日

絶好の・・・・・

今日は朝から絶好の釣り日和です。本島の港周りは
釣り客が大勢、竿を出しています。
アジ、さば、グレ,チヌ、カワハギ等と
大人も子供も楽しんで釣っています。
釣果もまずまず。観光案内所のある泊港でも
ご覧のとうりです。家族連れも来ています。
今からでも遅くありません。来れば何かが釣れますよ。
案内所にもお寄りください。食堂もあります。

2010年12月3日金曜日

海は大荒れ

強烈な風と波が吹き荒れています。
軽ワゴンで海岸沿いを走っているとふっ飛ばされそうです。
フェリーもストップしました。
まさに孤島状態です。
丸亀に帰る先生がたは大変です。


灯台の波しぶきがものすごい高さに上がっています。

2010年11月30日火曜日

瀬戸大橋のお勧め

瀬戸大橋の眺めは素晴らしいのですが、私はこのアングルが
一番好きです。本島・新在家海岸からの斜張橋のこの眺めは
最高ですね。観光客の皆さんに何時も勧めています。
皆さん満足して帰られますね。ぜひ本島にきてご覧ください。

2010年11月29日月曜日

徳玉神社

塩飽本島、甲生地区の東光寺の東側に徳玉神社があります。
その昔、源平合戦の屋島の戦いで敗れた平氏が安徳天皇と
共に西に敗走する途中に、この塩飽本島に立ち寄り、
女、子供たちを島の有力者に託し壇ノ浦に落ち延びていったと
いわれる。それで安徳天皇を祀って「徳」の字をとり徳玉神社と
名付けて建立したと言われている。    
江戸時代に宮本氏らによって再建されている。


2010年11月26日金曜日

フェリーもピンチヒッター

本島丸(フェリー)がドッグ入りのため、先日からピンチヒッターの
”めおん”が女木島からやってきました。
色も形もなかなか可愛らしく、本島丸よりも一回り小さい
小回りのきく船です。島民には好評のようです。フェリーは私たち
島民の足ですがその運賃もバカにならず、通院、買い物に大きな
負担になっています。車で丸亀はとても行けません。
悩みの種ですね。先日の笠島ふれあい祭では大活躍でした。
ありがとう。

               フェリー めおん

2010年11月25日木曜日

塩飽本島笠島町並ふれあい祭り

23日,恒例の塩飽本島笠島町並ふれあい祭が開催されました。
前夜半まで雨が降っており心配しましたが、朝にはすっきりと雨が上がり
晴れ上がりました。10時から予定どうり始まりました。会場の尾上神社では
副知事さんらの挨拶の後、ダンス(月下桜舞連)、せんだいろくの担ぎあげ、
餅つき、そして中府町三軒家六段獅子保存会による獅子舞など楽しい、
勇壮なイベントが披露されました。島内外から大勢の人が詰め掛け存分に
楽しみました。境内、そして、すぐ下の町並ではバザーが出され、ウドン、タコ飯
タイラギ貝ヒモの佃煮、てんぷら、穴子のかば焼き等たくさん並び、たいへん好評で
売り切れ続出でした。私も食べ損ねて悔しい思いをさせられました。
終了後、小学校にて小杉伸一さんによる咸臨丸の講演が開かれ、たくさんの方が
聴講し、あらためて勉強になり良かったです。
本島は一日中、熱く盛り上がりました。スタッフのみなさん、お疲れさまでした。
有難うございました。
              「せんだいろく」の担ぎあげ


               餅つき

 

               六段獅子

2010年11月20日土曜日

本島観光案内所オープン

2010年11月20日、塩飽本島(しわくほんじま)は、穏やかな島日和です。

  瀬戸内海の中央に位置する備讃瀬戸、瀬戸大橋の西側に塩飽諸島(しわくしょとう)があります。大小28の島があり、多島美の景観と、歴史遺産があふれています。本島(ほんじま)は、以前は塩飽島(しわくじま)と呼ばれていました。塩飽諸島の本島(ほんとう)という意味で塩飽本島(しわくほんじま)と呼称し、いつしか本島(ほんじま)という地名になりました。

  往年は大変に栄えたところですが、現在は少子高齢化が進み、豊かな自然も史跡も十分に利用されているとは言えない状況です。このもったいない現状を打破し、本島を再び元気にするための拠点として、島の自治会(本島地区地域づくり推進協議会)によって、船着き場のすぐそばに、観光案内所が開設されました。

  これから、本島の素晴らしさを発信してまいります。