2012年6月19日火曜日

千歳座芝居公演計画

本島町泊の木烏神社境内にある千歳座は1862年建立の歴史ある
芝居小屋です。直径7.9メートルの回り舞台も備えた江戸時代の
本格的な芝居小屋で泊地区の誇りでもあります。丸亀市の文化財
に指定されています。
しかし近年、ほとんど使われず、年一度の町内文化祭に使用するぐらいです。
島内外の人達からもったいないと、いつも言われています。
しかし丸亀市の文化財とはいえ自治会の所有でもあり、その維持管理は
たいへんなものです。
また、イベントをするにも高齢化が進み、なかなか人手も集まりません。
来年は瀬戸内国際芸術祭もあり、なんとか利用しようと島の皆さんが
芝居の公演を計画しています。

                千歳座(本島町泊 木烏神社境内)





芝居のポスター




申し込み方法

塩飽本島観光案内所に
お問い合わせ下さい
入金方法等を
FAXかメール便にて
お知らせいたします
先着150名

ご入金確認後
入場引換券を
お送り致します






2012年6月17日日曜日

塩飽勤番所

塩飽は豊臣秀吉の時代以降、人名(にんみょう)と称する
船方650人が共有する、いわゆる自治領となっていた。
そのなかの「年寄」と呼ばれる4人が塩飽の政務を執って
いた。最初のうちは「年寄」の自宅に領地所有の朱印状
を保管して一切の政務を執っていたが、寛政の島治改革を
機に寛政10年、この地に勤番所を新築して、新しく選ばれた
「年寄」が交替で政務を執るようになった。そしてこれが明治
維新までつづき、その後村役場、町役場、丸亀支所として
昭和47年まで使用された。
中は資料館になっており貴重な資料が展示されている。
秀吉ら5人の権力者の朱印状がそろっているのも珍しい。
入館料 200円 月曜日(祝日の場合は翌日)休館

                      重厚な長屋門




手前はお白洲



昔は牢屋だった
今は休憩所
昔の道具を展示



庭に植えられているソテツ
雌雄ある



屋根の瓦に「勤」の文字



昔の消火ポンプ



徳川家康の
朱印状