2012年6月17日日曜日

塩飽勤番所

塩飽は豊臣秀吉の時代以降、人名(にんみょう)と称する
船方650人が共有する、いわゆる自治領となっていた。
そのなかの「年寄」と呼ばれる4人が塩飽の政務を執って
いた。最初のうちは「年寄」の自宅に領地所有の朱印状
を保管して一切の政務を執っていたが、寛政の島治改革を
機に寛政10年、この地に勤番所を新築して、新しく選ばれた
「年寄」が交替で政務を執るようになった。そしてこれが明治
維新までつづき、その後村役場、町役場、丸亀支所として
昭和47年まで使用された。
中は資料館になっており貴重な資料が展示されている。
秀吉ら5人の権力者の朱印状がそろっているのも珍しい。
入館料 200円 月曜日(祝日の場合は翌日)休館

                      重厚な長屋門




手前はお白洲



昔は牢屋だった
今は休憩所
昔の道具を展示



庭に植えられているソテツ
雌雄ある



屋根の瓦に「勤」の文字



昔の消火ポンプ



徳川家康の
朱印状


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