甲生の海岸沿いの道路を東に歩きつきあたりに
飛坂神社の石柱があります。
そこから山に上がっていくとお椀をふせたような頂上に
到達します。そこを亀山古墳といい、祠を飛坂神社と
呼んでいます。その昔、源平屋島の合戦の時、敗れた
平家が壇ノ浦に落ち延びる際、この本島 甲生に一時
寄りました。その際、女、子供、老人をこの島の長たちに
預け、本隊は壇ノ浦に向かいました。長たちは対岸の
乃生の浦に夜陰にまぎれかくまったと言います。
その後、戦死者たちをこの亀山に葬り代々弔ってきました。
少しまえに古墳を発掘した際、人骨や勾玉などが
出てきたそうです。また子供の骨もあったとのことです。
このことから、いろいろな伝説に近いような話がつたわっています。
それは、次回に。
飛坂神社の石柱
古墳の頂上にある
祠
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